2014/09/13

Macでブルーレイを再生する方法

先日、Blu-rayのソフトを購入しましたが、Macの標準機器のみではBlu-rayの再生ができないことが判明しました!!(買う前に調べておけば良かったのですが・・・)

Blu-rayを再生するために以下の準備が必要です。
1 ブルーレイプレーヤーを準備
2 ブルーレイ再生ソフトを準備
   a Mac Blu-ray Player(有料)
   b VLC Media Player(無料、準備が必要)

今後動画の編集をしたり、バックアップのためデータをBlu-rayに書き込む必要になった場合を考えて、こちらを購入する予定にしました。

2014/07/30

トシリズマブ使用中の細菌感染の特徴

発熱を訴える50歳代の女性

関節リウマチのため、メトトレキセートの内服、トシリズマブの点滴を受けている患者。
1週間前から発熱を認め,近医で尿路感染症と診断された。抗生剤の内服を処方され経過観察していたが、突然の悪寒,発熱,全身倦怠感を自覚するようになり救急を受診。

<身体所見>
血圧110/60mmHg、脈拍120/分整、体温38.5度
呼吸音:正常
心音:正常

<検査所見>
WBC10000 CRP 0.03 PCT 陽性

<経過>
PCT陽性であり、重症敗血症を疑い抗生剤の投与を行いました。入院後の血液検査でもCRPは陰性のままでしたが、血液培養が陽性となり、経過からは尿路感染に伴う敗血症と診断しました。

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トシリズマブ(アクテムラ)は、IL-6阻害によりT細胞の活性化や抗体産生などを抑制する薬剤で、関節リウマチに対する高い有効性が知られています。

IL-6はB細胞に抗体産生を命令する分子というだけでなく、炎症時の急性期反応などをはじめとした生体のさまざまな反応に関与する重要な分子であり、その異常産生が、多発性骨髄腫、キャッスルマン病、関節リウマチ(図3)などの疾患に深く関わっているとの事です。

細菌感染ではIL-6の増加により、発熱やCRP上昇がみられますが、トシリズマブはIL-6を阻害することにより、感染徴候に乏しい症例が散見されるようです。当院の症例はCRPが陰性でしたが、WBCの上昇、発熱に乏しい症例の報告もあります。


トシリズマブそのものが感染症の発現や重症化にも関与することが知られ、特にリウマチの罹患歴の長い方、DMARDsの使用歴のある方では、特に重症感染症のリスクが高く注意が必要です。

トシリズマブ ケーススタディ −副作用への対処−
アクテムラ使用中、細菌感染のマーカーとしてCRPは当てにならない
Risk of infections in rheumatoid arthritis patients treated with tocilizumab.

2014/06/20

口腔アレルギー症候群(Oral allergy syndrome:OAS)

口腔アレルギー症候群
昨日の勉強会で初めて知った疾患です

(概念)

口腔粘膜に限局するアレルギー症状のことで、口唇、舌、口蓋、咽頭の急激な瘙痒、刺痛感、血管性浮腫、場合によっては耳の瘙痒感や咽喉圧迫感などを生じ、通常これらの症状は次第に治まってく症候群。

(病態)

症状を誘発しやすいフルーツには、リンゴ・キウイ・モモ・メロン・サクランボ・マンゴー・グレープフルーツなどがあります。野菜では、セロリ、ニンジン、トマト、ジャガイモ、ナッツ類では、アーモンド、ピーナッツ、クルミ、ココナッツ、ヘーゼルナッツなどが同様の症状を引き起こしやすいとされています。天然ゴムに含まれるラテックスも同様のアレルゲンとしての共通性があります。 食物と交差反応を起こす花粉抗原の代表としてシラカバ花粉の主要抗原であるBet v1やBet v2(プロフィリン)が知られています。Bet v1はPR protein(pathogenesis-related protein:感染特異的タンパク質)の一つ(PR‐10)に属し、植物がストレスに曝されると植物内に増加します。また多くの植物がこのタンパク質を有することも報告されており、交差反応性はこのグループ内での高いアミノ酸配列類似性によると考えられています。また、これらアレルゲンのIgEエピトープは加熱処理や酵素処理などによって容易に喪失してしまうことから立体構造に依存していると考えられています。ただし例外として、Bet v1グループに属すセロリ Api g1は加熱処理後でもアレルゲン性を有することが知られています。また最近Bet v1グループに属する一部のアレルゲン(Api g1や大豆 Gly m44))でPFSであるにもかかわらず、OASだけではなく全身症状を高率に伴うことが報告されており注目されています。

(治療)

食物を摂食した直後から始まる口腔内に限局したアレルギー症状の病歴と該当食品に対するIgEの証明によってなされます。該当食品が果物・野菜によるPFSの場合は、これに加えて花粉症の病歴があるか花粉に対する特異的IgEが陽性である(花粉に感作されていても花粉症を発症していないケースもあるため)ことです。該当する食物に対するIgEの測定は、市販の検査では抗原性が失活していることがあり、プリックテストのほうが有用であるとされています。

(診断)

対象食品の除去が基本ですが、加熱処理により経口摂取が可能になります。