(疫学)
急性下壁梗塞に合併する頻度は30〜40%
(病態)
急激な右室収縮不全により、右室拍出量が低下、代償的に静脈還流が増加し、右室拡張末期圧の上昇と右室拡大を来す。心膜が右室の拡張を制限するため、右室流入障害を来たし、さらに右室拍出量が低下する。Swan-Ganzカテーテルでは、①dip and plateau、②心拍出量の低下と右房圧の上昇(10mmHg以上)かつPCWPより高くなる。
(治療)
血圧を90mmHg以上、PCWPを15〜18mmHg、右房圧を15mmHgが目標。
1 大量輸液(100〜200cc/h)
2 1L以上の輸液後、病態の改善が無ければ,Swan-Ganzカテーテルを挿入
3 左心不全を合併していれば,強心薬+IABPを考慮
4 心室ペーシングは無効(心房心室の同期ペーシングは有効)。
急性下壁梗塞に合併する頻度は30〜40%
(病態)
急激な右室収縮不全により、右室拍出量が低下、代償的に静脈還流が増加し、右室拡張末期圧の上昇と右室拡大を来す。心膜が右室の拡張を制限するため、右室流入障害を来たし、さらに右室拍出量が低下する。Swan-Ganzカテーテルでは、①dip and plateau、②心拍出量の低下と右房圧の上昇(10mmHg以上)かつPCWPより高くなる。
(治療)
血圧を90mmHg以上、PCWPを15〜18mmHg、右房圧を15mmHgが目標。
1 大量輸液(100〜200cc/h)
2 1L以上の輸液後、病態の改善が無ければ,Swan-Ganzカテーテルを挿入
3 左心不全を合併していれば,強心薬+IABPを考慮
4 心室ペーシングは無効(心房心室の同期ペーシングは有効)。
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